「相続税申告」に関するお役立ち情報
相続税の申告に関する必要書類
1 相続税の申告用紙
相続税の申告用紙は,税務署でもらうことができます。
2 申告のため必要な書類(原則)
申告のために添付が必要な書類として,被相続人の戸籍謄本が法令で定められています(相続税法27条4項,相続税法施行令16条3項1号)。
その他に,遺言書の写し又は遺産分割協議書の写し,相続人全員の印鑑登録証明書,相続時精算課税適用者がいる場合には,被相続人及び相続時精算課税適用者の戸籍の附票の写しを付けることを求められます。
3 各種特例を利用する際に必要な書類
また各種特例を受ける場合には,それに関連した書類の添付を求められます。
4 申告書の提出先
また,相続税申告書の提出先は,原則として,被相続人が亡くなったときの,被相続人の住所地を管轄する税務署です。
相続人の方の住所地を管轄する税務署ではありませんので,ご注意ください(参照:国税庁・相続税の申告と納税)。
5 相続人が複数いる場合の申告書
相続税の申告書は,相続人が共同で作成して提出することができます。
ただし,相続人の間で連絡が取れない等で,共同で提出できない場合には,それぞれが別に申告書を提出することになります。
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